自立課題の種類は、大きく分けて、プットイン、マッチング、微細運動、生活スキル、家事スキルの5つがあります。
わかば1とわかば2の活動では、自立課題を行う日、みなさんの状態に合わせて、課題を提供しています。
プットインは、文字通り、物を何か箱に入れる動作です。
苑ではコイン、棒、郵便ポスト、人工販売機、綿棒などです。
粗大運動はラジオ体操のように身体を大きく動かす運動です。
対して、微細運動は、手指を動かす運動です。
小さい運動のようですが、とっても大事な運動です。
苑では、積み木を2つ重ねたものに椅子カバーをつけたり、外したりする課題をみなさんに行ってもらっています。
これは、靴下を履いたり脱ぐ練習です。靴下のゴム(椅子カバーのゴム)を広げて足(積み木)を入れ、足の先まで靴下が入るようにする。
靴下を履く練習にもなりますが、何回も行うと指に力がつき、出来なかった利用者さんは少し手伝えば出来るようになりました。
出来ないと諦めるのではなく、出来るためにはどうしたらよいか、可能性を模索するのは私たちの大切な仕事です。